服飾業界の時計好きに、“コレは本当に欲しい”という一本を選んでいただき、さらに“こんなスタイリングで着けたい”という実例もご提案いただいた!
ソブリン ブランドディレクター
太田裕康さん
1969年生まれ。UAを代表する洒落者のひとり。パテック フィリップやオーデマ ピゲなどを愛用。
ビームスF ディレクター
西口修平さん
1977年生まれ。SNSでは時計関連のポストも多数。古き良きヴィンテージ時計を特に愛好する。
▼太田さんと西口さんの“コレが欲しい!”
PATEK PHILIPPE
パテック フィリップ
「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234G」
パテック フィリップ 「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234G」
小径化して魅力倍増。 大人の休日時計として 理想的な顔つきです(太田さん)
ミリタリーウォッチ好きとしてもたまらない一本です(西口さん)
航空時計をモチーフとし、ホワイトゴールドで贅沢に仕立てた一本。二つの時針を備え、異なるタイムゾーンを表示できる。「財産として所有する価値がある時計」(太田氏)「深い紺色の文字盤も美麗」(西口氏)自動巻き。径37.5㎜。507万円(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
カジュアルに合わせたい時計は?
太田裕康さん×西口修平さん
M.E. 最後は休日時計について。西口さん・太田さんは、偶然にも同じ時計をチョイスされましたね。
太田 やはり完成度がずば抜けていますね。パテックならではの高級感はもちろん、骨太さと上品さのバランスが絶妙です。昔のミリタリーウォッチのようなニュアンスも感じさせますね。
西口 そして、37.5㎜と小ぶりなのがたまらないですね。
太田 前の世代まではケースが大きかったので、小径好きとしては嬉しい限りです。でも視認性は良好ですね。老眼にも優しい(笑)。それから、ベルトがクロコでなくカーフというところも奥ゆかしくて好印象。趣味がいいなぁ。
西口 ミリタリーのエッセンスをしっかりと残しながら、非常にラグジュアリーに作っていますよね。
太田 多分この時計に惹かれる人は、西口さんのようにリアルミリタリーも知っていると思うんです。そんな目の肥えた人に向けて、“パテック流のミリタリーはこういう解釈ですよ”というメッセージを込めてこの時計を作ったのではないでしょうか。
西口 なるほど、非常に納得できるご意見です。本当に素晴らしい時計。ため息ものですね。
▼太田さんのこう着けたい!
パテック フィリップ 「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234G」着用イメージコーディネート
コート12万円、ニット5万3000円/以上ソブリン(ザ ソブリンハウス) パンツ3万5000円/ベルナール ザンス フォー ユナイテッドアローズ、マフラー3万2000円/ジョシュア エリス(以上ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
ソブリン ブランドディレクター 太田裕康さん軽やかな服と合わせた極上のお出かけスタイル
「屋外でこそ映える時計というイメージなので、ダブルフェイスのダッフルコートとカシミアニットで贅沢かつ軽やかなお出かけスタイルに。ネイビーの文字盤&ベルトを引き立たせるため、服の色みは控えめにまとめました」

▼西口さんのこう着けたい!
パテック フィリップ 「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234G」着用イメージコーディネート
コート29万円/スティレ ラティーノ、ニット6万9000円/レンコントラント、パンツ3万8000円/ベルナール ザンス、ソックス3500円/パンセレラ、靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(以上ビームス ハウス 丸の内)
パテック フィリップ 「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234G」着用イメージコーディネートの寄り
ビームスF ディレクター 西口修平さんパリの休日をイメージしたモノトーンコーディネート
「ドロップショルダーのコートにカシミアニット、グレンプレイドのパンツで、優雅なパリテイストを表現。モノトーンで統一しつつ、ソックスの柄色を時計とリンクさせています。こんなスタイルで湖畔などを散策したら抜群にエレガントでしょうね」
ブランド偽物時計・バッグ・財布などN級品販売専門店